広島県庁の管理職の皆さんへお届けした「アンコンシャスバイアス」講演会

先日、広島県庁の管理職の皆さんへ

「アンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処する」
~職員一人ひとりが『自分らしく』働き、
 その能力を最大限に発揮できる魅力ある職場の実現に向けて

をテーマとした講演会をお届けさせていただきました。

広島県では,令和2年3月(2020年3月)に、「職員の『わ』応援プログラム~らしく,いきんさい。~」を策定され、「職員一人ひとりが『自分らしく』働き,その能力を最大限に発揮できる,魅力ある職場の実現」に向けての取り組みをスタートされていました。

その取組の一つとして、「多様性を認め合える職場環境づくり」に向けて、他者の多様性を認め合うとともに、前例踏襲にならず、よりよい仕事の進め方を考える意識を高めるために、「アンコンシャス・バイアス」の理解向上に向けた講演会を実施されることとなり、登壇させていただくこととなりました。

<全体カリキュラム>
1.アンコンシャスバイアスをテーマとした動画を事前に視聴
 ー事前にeラーニングを受講いただきました
2.事前課題に取り組んで頂く
 ー職場や日常にあるアンコンシャスバイアスに目をむける
3.講演会
 ー事前課題を持ち寄っての講演会
 ーアンコンシャスバイアスを知る、気づく、対処する

コロナ禍にあって、
講演会場は「三密」をさける対策をしたうえでの開催でした。

例えば・・・

●講師も受講者もマスク着用
●全体共有は、「手を挙げる」
●ペアワークは、「A4白紙に文字を大きく書いて、黙ってシェア」
●マイクの消毒の関係で、発表者は、1セッション1人まで
●座る席は、”互い違い”に配置など

当日は、「福山会場」「三次会場」とも、Zoomをつかって、同時中継。
(中継先の様子も、実況協力をいただきながらの進行でした)

参加いただいた皆さんとともに、
「同じモノをみていても、違うように感じる」
ということを共有したり、
「アンコンシャスバイアスは上書きできること」
「一人ひとり、その時々と向き合うことの大切さ」
「100人同じでも、101人目は違うかもしれない」
といったことを、
ともに気づきあう時間となりました。

広島県庁で働く皆さんの間で、まずは

「これって、私のアンコンシャスバイアス?」
「これって、アンコン?」

が合言葉となることを心よりです。

思いあふれた人事担当の方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。

「私」を主語に、まずは私がアンコンに気付き、変わろうとすることからはじめてみたいと思います

という、研修終了後にいただいたメッセージが本当に嬉しかったです。

同じカテゴリーの記事