全国の小・中学生がつくる「アンコンかるた」46作品を発表!!―「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」をテーマに189作品の応募!

 一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所(東京都港区、代表理事 守屋智敬、以下、本研究所)は、アンコンシャスバイアス(以下、アンコン)に気づこうとする大切さを、より多くの子どもたちに伝えるための取組みとして、かるた遊びをしながら学べる「アンコンシャスバイアスに気づこうかるた」、略して「アンコンかるた」を子どもたちとともに制作するプロジェクトを始動しました。
 
 このプロジェクトでは、「アンコンシャスバイアス」をテーマとして、2024年11月1日から2025年1月31日までの期間で作品を募集したところ、全国の小・中学生から「189作品」もの応募が寄せられました。
 
 「アンコンかるた」特設サイトでは、今回応募された多くのステキな作品の中から、「あ」~「ん」まで、各1作品ずつを選び、公開しています。また、作品に込められた「小・中学生の思い」も、あわせて紹介しています。

◆「アンコンかるた」特設サイト
https://www.unconsciousbias-lab.org/karuta/

「あ」行の5つの作品をご紹介

アンコンかるた無償提供について

 特設サイトに公開されている「アンコンかるた(46作品)」は、小・中学校の先生方からの要望により、PDFデータ形式で、無償提供をさせていただきます。学校での「道徳の授業」「総合的な学習の時間」「キャリア教育」をはじめ、様々な場面での利用が可能です。
 ※アンコンかるた(PDF方式)の提供を希望する方は、以下よりご登録をお願いします。

ご登録フォーム: https://forms.gle/rmgM9h2kTn58m271A

※これらの作品の著作権は、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所に帰属します。
※利用申請をいただくことで、無料でご使用等が可能となります。
※PDFファイルは3月下旬より、順次メールにてお送りさせていただきます。

主催者コメント

 はじめて実施した「アンコンかるた」の募集には、全国から189作品もの、多くのご応募をいただきましたことに、まずは心より御礼申し上げます。
 
 子どもたちが「自分にもアンコンあるかな?」と思いをめぐらせ、日常生活の中での体験をもとに制作されたかるたはどれも素晴らしいものばかりでした。ホームページに掲載している、それぞれの「作品にこめた思い」ともあわせて、是非ご覧いただければと思います。
 
 今回は特に、「自分自身が気づいて感じたことをもとにした作品」や「自分に対するアンコンへの気づきをもとにした作品」、「アンコンに気づくといいことがありそうといったことを啓発する作品」を中心に選出しています。
 
 今回公表する「アンコンかるた」が子どもたちだけでなく、子どもたちにかかわる保護者、教員などをはじめとした大人にとっても、アンコンシャスバイアスに気づくきっかけになると大変うれしく思います。ぜひ、「アンコンかるた」を授業等でご活用いただければと思います。

※今回の募集にあたり、「を」から始まるかるたの制作は難しいのでは?!というのは、私たちのアンコンでした!ぜひ、「を」から始まるかるたをはじめ、子どもたちの作品をご覧ください。

今後の展開

 アンコンシャスバイアス研究所では、今回の「アンコンかるた」の制作の他、授業等で活用できる教材開発に取り組み、子どもたちがアンコンシャスバイアスについて学ぶ機会の拡大に取り組みます。また、引き続き小・中学校での授業提供を通じ、子どもたちにアンコンシャスバイアスに気づこうとすることの大切さを伝えていきます。小・中学校での出前授業や、子どもたちに向けたイベント(ハットニャール博士の研究所)など詳細は、本研究所の公式サイトをご覧ください。

その他、プレスリリース全文は、PDFよりご確認いただければと思います。

同じカテゴリーの記事